白鴎大学生涯学習講座
[開催日時]2004年5月19日、26日、6月2日、9日、16日
[開催場所]結城市民情報センター3階 IT研修室

結城市民情報センターの開館記念事業として、5月19日から6月16日まで毎週水曜日に5回にわたって、白鴎大学生涯学習講座が開催されました。
この講座は、小山市にある白鴎大学の協力をえて、5人の講師がそれぞれの専門からまちづくりをテーマに講義していただきました。
第1回:「生涯学習を生かしたまちづくり」 5月19日
講師:小山 宙丸 白鴎大学学長
寺子屋、藩学校や私塾など日本の歴史における教育を概観し、歴史のいつの時代を見ても教育を怠った時代がないことを指摘され、教育から日本の発展や平和な世の中を積極的に作っていくことができることを力説されました。
第2回:「都市システムからみた結城市」 5月26日
講師:奥澤 信行 白鴎大学女子短期大学部教授
方言や郷土料理の分布などわかりやすい事例をもとに、茨城県の県西に位置し、栃木県と接している結城市の地域性をどのよう分析し、まちづくりに生かしていくのかについて解説されました。
第3回:「都市環境を考える」 6月2日
講師:細野 英夫 白鴎大学教授
環境共生都市(エコシティ)を目指したまちづくりをおこなっているアメリカ、デイヴィス市の例を紹介し、環境と共生するまちづくりにはその地域に生きる人々の生活そのものを考え直さなければならない点を指摘されました。
第4回:「社会福祉を視野に入れたまちづくり」 6月9日
講師:川瀬 善美 白鴎大学女子短期大学部教授
介護保険などが始まり、福祉のあり方が変化してきたなか、シニアタウン、コレクティブハウス、地域通貨などの事例を紹介し、市民、行政、社会福祉法人がそれぞれやるべきことをはっきりさせ、高齢化社会に対応した新しいコミュニティをどのように作っていくのかについて講義がありました。
第5回:「異文化交流とまちづくり」 6月16日
講師:結城 史隆 白鴎大学教授
文化人類学がどのような学問であるかから説明し、他民族の文化と自国の文化を比較し、理解することから交流が行われること、NPO、NGO、共同体ががんばっているところがよい町であること、21世紀のキーワードとして「共生」をあげられ、どのように共生していくのかを考えていくことが必要と講義されました。
毎回、専門的な内容でしたが、受講された方々は熱心に講師の話に耳をかたむけ、終了後のアンケートでは、有意義で参考になったなどの感想のほか、今後もこのような大学の教授による生涯学習講座やさらに具体的な事例や結城市の現状をふまえたまちづくりの講座の開催について希望がありました。