広報誌「アクロス」─Vol.187 2009年2月号掲載分
結城市民情報センターでは開館5周年を記念して、『結城が生んだ詩人 詩誌「帆船」の主宰者多田不二』展並びに記念講演会を開催いたします。
多田不二展
・期間 平成21年2月28日(土)~3月29日(日)
・観覧時間 9時00分~19時00分
・会場 市民情報センター 1階マルチスペース
・観覧料 無料
記念講演会 「多田不二 詩誌『帆船』への経路」
・日時 平成21年3月22日(日) 14時開演
・会場 市民情報センター 2階スペースB
・入場料 無料
・講師 石山幸弘氏
茨城大学教育学部・群馬県立女子大学非常勤講師
萩原朔太郎研究会、平出修研究会等会員
多田不二プロフィール
明治26年、結城郡結城町(現・結城市)に生まれる。東京大学文学部卒業。
四高(現・金沢大学)在学中に室生犀星を知り、生涯兄事することとなる。犀星、萩原朔太郎、山村暮鳥らによる雑誌「卓上噴水」の編集を助け、自らもタゴールの訳詩を掲載。後に、雑誌「感情」の同人として詩や訳詩を発表。
27歳の時、犀星の序文で処女詩集「悩める森林」(大正9年)を刊行。雑誌「帆船」(大正11年)を創刊、主宰する。新神秘主義を提唱し、近代詩に新しい息吹を注入し、独自の詩の世界を構築した。
33歳で、第二詩集「夜の一部」(大正15年)を刊行した年、東京放送局(現・NHK)に入局し、次第に詩作から離れる。NHK松山放送局長を最後に退職。昭和43年、75歳で死去。